15年前、ほんやら堂の社屋に住みつくようになあったなまけたろう。
「なまけたろうは、全ての人の中に住んでいる」
だから
「ひとそれぞれのなまけたろうがあっていい」
こんなコンセプトを元に、何とかなまけたろうを世の中の人に届けたい!
という思いで、ほんやら堂のデザイナー(川浦さん)に、なまけたろうの具現化を頼みました。
なまけたろう開発当時の事を開発担当デザイナーKさんに尋ねました。
Q:
なまけたろう開発までの経緯や想いを思いだしながら聞かせてください。
A:
あの頃、仕事が忙しくて疲れ気味の自分がいました。
自分の中で「とても頑張っている自分!(周りの方から見てどうだったかは別として)」という思いがあったのでしょうか。
「少しくらい、怠けてもいいよなぁ、ちょっとだら~んとしたいなぁ、癒されたいなぁ・・・」と。
なまけたろうの形が生まれた瞬間ですね。(笑)
Q:
なまけたろうが形になるまで、どの位の時間がかかりましたか?
A:
ふっと思いついてからあっという間だったように記憶しています。
「降りてきた!」みたいな。
私はイラストがあまり得意ではないので、1体目の作品は自分で縫い上げました。
特に型紙を作ったわけではなく、思うがままに断裁してミシンで縫って、
気が付いたら形になって出来上がっていました。
ただ、抱き枕とポンポン以外はアイテム展開の事をあまり考えていなかったので
アイテムによっては、なまけたろうのあのホワンとした形状を留める事が難しかったので、どう形にして良いか戸惑いました。
Q:
発売後の反響など開発以降で何か思い出や秘話などありますか?
A:
発売された商品をお友達にプレゼントしたら
「自分まんまだね!」と言われたのを覚えています。(笑)
なまけたろうのファンページなどがあると伺った時は、本当に嬉しかったです。
Q:
なぜ、なまけたろうはここまで支持されているのだと思いますか?
A:
・・・わかりません (・・;)
それは私が知りたいです!
Q:
(笑)神が降りてきて作った本人は案外説明できないのかもしれないね。
少しくらい、怠けてもいいよなぁ、ちょっとだら~んとしたいなぁ、癒されたいなぁ・・・
の形が、現代の頑張りすぎている多くの人の心に柔らかいノックをしたんじゃないかな。
全ての人の心にいるなまけたろう・・・
A:
自分では気づいていなかったけど、そうかもしれません。
Q:
今回の新しいなまけたろう商品発売に際し、今後の希望などはありますか?
なまけたろうで使用している素材はジャージ素材ですが、
ふわふわした(羊シリーズみたいな素材とか)
秋冬バージョンの素材のなまけたろうがいたら嬉しいかもしれません。
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Kさん、開発当時のお話しをありがとう。