小幡 真美 様
近年は、枕やアイピロー、湯たんぽ、つぼ押しグッズなどの機能的、なおかつ“かわいい”という付加価値のついたアイテムの人気が高くなっています。ほんやら堂商品は、その両者を兼ね備えているので、2001年の導入時から幅広い年齢層のお客様に人気があります。ナチュラルで、癒しを感じるアイテムに注目が集まる中で、昨年導入したリラびとは、初回導入時からご自宅用、ギフトともに需要が高く、電話やメールで問い合わせがくるほどの人気アイテムでしたので、今年も目が離せません。シリーズごとでのコーナー展開に加え、ギフト需要が高まる繁忙期にはコーナーのボリュームを大きくすることでお客様の目を惹きつけるよう工夫しています。
新井 麻希子 様
当店は雑貨・コスメ・お菓子・CD〜ファッションにいたるまで扱う、ファッションバラエティセレクトショップで、話題のものや旬なものが大好きな若い女性達に、いつも利用していただいています。駅に隣接していて、通勤・通学途中の短い時間でもお立ち寄りいただけるので、気軽にお買い物が楽しめるよう、商品を見やすくディスプレイするよう心掛けています。入り口の特設平台にディスプレイしたものは、お客様の目にもよくとまり、ほんやら堂商品は、統一感・ボリューム感があり効果的にディスプレイできます。キャラクター性にも優れ、動物をモチーフにしたアイテムが特に人気の、当店のニーズとマッチし、日常づかいやギフトに購入していただいています。
金田一 由 様
お客様は、「ヘルス&ビューティー」コーナーへの関心がとても高く、常に新しいものをリサーチしています。最近は、「○○みたいなもの」「○○したいのだけれど」と、イメージで商品を探しているお客様が多く、「ハンズだから、もしかしたらあるのでは?」という期待をされています。それを裏切らないような商品提案が必要ですが、ハンズにだけしか売っていない商品というものは数少ないのが現状です。他店と同じ商品を使い、新鮮さ、ボリューム感を出す際に、ほんやら堂はぴったり。生活必需品ではないけれど、これを持つことで、自分の生活に「楽しい」「ほっとする」という付加価値が加わることを強くアピールできます。
5F 健康・生活雑貨担当
本地川 しのぶ 様
雑貨館インキューブは、福岡市の中心部、西鉄福岡天神駅すぐ上のビルに入った、M3F〜5Fの4フロアからなる大型雑貨専門店です。ファッション雑貨、バラエティー雑貨、ステーショナリー、インテリア雑貨、健康生活雑貨など、圧倒的な商品集約で実績を重ねています。他店にない「面白い商品」「こだわりの商品」などを求めて来店されるお客様が多く、品揃えへの期待を大きく感じる日々です。ほんやら堂商品は、1999年のオープン当初から扱っています。季節ごとのアイテムの提案があり、機能性も十分に考えられているところが魅力です。お客様からは「かわいい」という声がよく聞こえてきますし、プレゼント用の購入も多いので、みんなに好かれるデザインを実感しています。学生のお客様がほんやら堂の商品を購入していく姿も多いですね。 インキューブは、新商品だけでなく、季節や時期に合った商品を打ち出す工夫をしているので、季節感がある商品は売り場展開がしやすくありがたいです。ほんやら堂とおつきあいすることで、特に夏・冬のリラックス用品が充実したように思います。これからも常にお客様の側に立ち、何が必要かを考えた商品構成や売り場づくりを考えていきたいと思っています。
那賀 智博 様
平成15年の夏に、ハーブ専門店としてオープンしました。アロマやハーブは一年を通じておける商品ですが、サイズが小さい割に価格が高いというイメージをお客様は持っています。季節感に欠け、見た目のインパクトが弱いのも課題でした。そんな時に出会ったほんやら堂の雑貨は、お客様に訴えかけるアイキャッチが強く、当店が望んでいた要素にぴったりでした。香り雑貨の単一商品から始め、羊シリーズに幅を広げてきましたが、店舗入り口から目立つ位置に雑貨コーナーを設けることで、「入ってみたくなる店」が演出できるようになりました。見るだけで楽しい雰囲気がないと、お客様に何回も足を運んでもらえる店になりませんから。お客様の様子を見ていると、ほんやら堂商品の魅力は値ごろ感にあるようです。デザインを含めた品質と価格のバランスがいいのでしょう。クリスマス、ホワイトデー、母の日などのギフトは予算を決めて来るお客様が多いのですが、難しい提案をしなくても並べておくだけで手に取ってくれる。正直、雑貨がこれほど売れるとは思っていませんでした。ハーブ商品だけだった頃に比べて、店に入る敷居が低くなったのか、客層が広がったことが最大の利です。
健康雑貨売り場で最近感じるのは「はやりモノ」のスパンが長くなったこと。1、2年前は、マスコミの影響を受け1ヶ月単位でがらりと話題が入れ替わったのに、今は一つの要素から商品が派生的に広がり、話題のキーワードがつながっていく傾向にあります。例えば「ゲルマニウム」から健康アクセサリーが生まれると、次はゲルマニウムを繊維に織り込んだ靴下が開発されるというようにですね。
新商品は自分で試し、仕入れに生かします。生地の感触や使い勝手など、実際に使ってみないとわからないことが多いからです。価格は最終的な問題。まずはモノの機能、面白さ、デザインです。どんな新しい機能を持っているのか、改良後どんなところが使いやすくなったのか。カタログを見ただけで選定してしまうより、お客様目線で「すごい!」と感動してこそ、商品の良さを売り場に表現できると思っています。お客様にも聞かれるんです。「コレ使ったことありますか」「使い心地はいいですか」「おばあちゃんに贈りたいけどどうでしょう」と。そんな時に自分の言葉で答えられるかどうかの差は大きいです。
「お客様目線の感想」をメーカーに伝えるのも大切な仕事です。ファスナーの位置、パッケージの開けやすさ、ツボ押しの突起の位置など「お客様がそう思うであろう」ことは、細かいことも率直に伝えます。メーカーとお客様の声、両者の橋渡し役を担うことでより良い商品が開発され、お客様に喜んでいただくことが私の喜びでもありますから。ただモノを流すだけでなく、商品の一つひとつに思い入れを持って、メーカーからお客様へと感動をつなげていけたらいい、そう思っています。
雑貨は生活の必需品ではないけれど、プラスアルファの部分が大きい商品です。日々の暮らしに取り入れることで、便利になったり、快適になったり、気持ちが豊かになったり。雑貨がその人にとって価値があるのか、厳しい判断をするお客様は増えていますが、ライフスタイルの一部になる商品が増えてほしいですね。お年寄り向けだった湯たんぽが、デザインを工夫することで若い年齢層にも広がったように、生活に根付いていく優れた雑貨をメーカーに作ってほしいと願っています。